たゆたう

文章を書け

もっと吐き出せと言われて

何も考えずに身支度を整え家を出た。

 

オフの私を知る人からすると驚かれるくらいに

ほんとは、フットワークが軽い。

軽いというか突発的によくわからない行動をする人間な気がする。

 

そう、よくわからない人間なんだと思う。

 

最近思うのが

きっと自分は人の数倍?人より少しだけ早く頭の中が動いてるんだと思う

頭が早く動いているのか

周りがゆっくり見えているのかはわからないのだけれど

最近、旦那が自分を撮ってる動画を見て気づいたんです

とにかく落ち着きがない目線をしている

目がありとあらゆるものを拾っている

そういえば、一緒にいる人が気づかないようなもの、ほんの小さな景色に目がいったり気づいたりする。

 

生き急いでいる

 

これは10代の頃か何かに年上の友人に言われた言葉

私は今も生き急いでいるのだろうか。

思考が止まる事がない

常に事を考えてるのはその頃から変わらない。

歳を重ねてグレーがやっと生まれたけど

自分が納得できる答えを出せるまで

ひたすら葛藤するのもその頃からなにも変わらない。

 

よくわからない人間

 

傍から見たらよくわからない人間なのかもしれないけれど

自分からすると、こんなにわかりやすい人間はいないと思う

だって全てを説明できるから

 

思考が止まらない

つまりは、全てに理由がある

昔から話がよく飛ぶって言われるんだけど

自分の中では繋がっているんです

会話のその一瞬の間のあいだに

連想ゲームみたいに次々といろんな考えが浮かぶ

で、それをポッと吐き出すと

え?

となる訳です。

私の中では繋がってるし理由もあるのだけど

 

よくわからない人間

 

突然怒り出す

情緒が不安定

そんな事を言われたり思われたりするけれど

全てに理由があるんです

感情だけで吐き出すことなんかほとんど無くって

傍から見たら『突然』の間の中で

私の思考は何回転かして答えを出している

そして吐き出しているんです。

だから全てを説明できる

感情だけを吐く人は説明が出来ないから

途中で行き詰まるんだよ

 

理屈っぽい

屁理屈だ

 

よく言われます

でもね、だって

思考が止まらないんだもん

全部考えての言動なんだもん

本当のことなんだよ

 

よくわからない人間

そして

めんどくさい人間

 

こまったものです

でも、止まらないものは止まらない

高校の卒業文集かなんかで書いた文

 

見えない人が見ようとすることはできるけど

見える人が見えないようにするのは難しい

見えない人間になりたかった

そんなような事を書いていた気がします

 

あの頃は思春期特有の葛藤や悩みがあったからね

今ではそれが当たり前になっているので特に苦痛とも思わず

うまく付き合っていってますが

時にオーバーヒートして疲れ切ってしまう事も。

 

オフで干物のようにベッドから動かないのは

普段そんだけ消耗しているから。

スイッチを切ってる私の姿なのでしょう

時に体を壊すこともあるけれど

それは脳と体がバランス取れなくなって

とにかく休めやって体が気を使ってくれてるんだろうね

 

全然上手くやってないじゃないか

そうだね。

基本的に不器用な奴だからね。

 

よくわからない人間

 

文章を書け

もっと吐き出せ

 

きっとそう言われたのは

そんなあたしの頭の中を覗きたかったんだと思います

裏もなけりゃ表もない

言いたいことは言うし

思ったことも言う

 

よくわからない人間

 

誰よりもわかりやすい人間だと思うよ

あなたが見てる

そのまんまなんだよ

ただ、ほんの少しだけ早く

頭の中で思考がめぐっているだけ。

 

でもそうだなー。

こんだけ一緒にいて

まだよくわからない人間だと思われてる

頭の中を覗きたいと思われてるというのは

興味を失われてないという事だから

きっといい事なのかもね